1年の振り返り動画は何分がいい?
正直な答えは「思っているより短く」です。計算は単純で、1日あたりの長さ × 撮影した日数。ただし役に立つ問いは「どこまで長くできるか」ではありません。「どこまでなら見てもらえるか」です。
計算
意識せずによく撮る人の典型として、300日ほどに映像がある1年を想定します。1日1秒なら5分。2秒なら10分。3秒なら15分。1日5秒だと、同じ1年が25分になります。
150日なら全部半分です。選んだ長さと同じくらい、映像のある日数が効いてきます。そしてその日数こそ、みんなが読み違えるところです。
実際に見てもらえる長さ
人がいる部屋で一緒に見る作品の実用上の上限は6分前後です。これはよく記録された1年を1日1秒で作った長さに当たります。偶然ではありません。1秒という慣習は、見られる長さを生むから残ってきました。
10分を超えると、映っている本人たちですら集中が確実に切れます。20分を超えると、一人で分けて見るものになります。それを作るのも正当ですが、別のものです。
長いほうが良いとき
個々の瞬間に時間が必要な作品では長いクリップが合います。赤ちゃんの1年は2秒が効きます。動きがゆっくりだからです。結婚式の一週間やトレーニング期間は3秒が読みやすい。1レップや乾杯の一言に長さがいるからです。
目安として、対象期間が短いほど1クリップを長くできます。2週間の3秒は1分未満。1年の3秒は覚悟が要ります。
2つ作る
現実的な答えは、悩むのをやめて2回書き出すことです。共有用に1日1秒の短い版、保存用に3秒の長い版。書き出しても元のクリップは変わらないので、2つ目にかかるのはレンダリングだけです。
目安
- 300日×1秒:約5分。部屋で見られる長さ。
- 300日×2秒:約10分。ぎりぎり。
- 300日×3秒:約15分。一人で見る長さ。
- 短い期間ほど長いクリップにできる。逆は無理。
よくある質問
- いちばん多い選択は
- 1年分なら1日1秒。2か月より短い期間なら2〜3秒です。
- 長いほうが充実して感じられますか
- めったにありません。10分を超えると、足した長さは充実より希薄化に働きます。時間の流れとして読めなくなるからです。
- 作ったあとで変えられますか
- できます。1日あたりの長さは作品ごとの設定なので、同じクリップから別の版を書き出せます。